2018年4月3日火曜日

2018年4月3日与太郎農園日記 日本ミツバチ誘因

与太郎農園では白川町で日本ミツバチの飼育を始めようとしています。
場所は、白川町三川の矢島根、地元では“うろんた”と呼ばれている山です。
設置したのは重箱式の巣箱です。ミツバチ誘引物質を出す”金陵辺”の花芽が出たので巣箱の上に設置しました。探索蜂が探してくれますように!巣門の構造をキイロスズメバチ、オオスズメバチの襲撃から防御する対策も取りました。
カ式巣箱も設置しました。巣箱の上には同じく”金陵辺”を置いています。
こんな綺麗でのどかな場所に置いてあります。
矢島根周辺に4箱設置しました。ここからは”矢島根”の説明をします。
山頂には矢島根神社があり、祭神は「月読尊」です。その昔二十三夜講と言うのがあり、旧暦の9月23日に近郷近在の人が集まりお祭りが行われていたそうです。
この神社の周辺は二十三夜遺跡があり、今から4~5千年前の縄文前期の石器が出土しています。
明治30年には、矢島根神社山頂の等高線を利用して周囲200㍍ほどの円形の馬場が同じ年の4月28日に完成!農耕馬による草競馬が催されたと記録に残っています。
更に、大正7年4月28日蘇原・黒川・西白川連合矢島峯輪友会が発足、自転車レースも行われたと書かれています。競馬・競輪場の先駆けですかね?(蘇原・黒川・西白川は当時の村の名称です。矢島根は蘇原村)
ちなみに主催者は 矢島根翁 少教正 藤井齋信(小教正とは神官の位)
これが現在の馬場の後です!
以上の事を記録した石に刻んでありました。二十三夜遺跡の記録です。

最初の自転車レースの記載!
最初の草競馬の記載!
二十三夜遺跡の場所は現在は茶畑となっています。右端にある巣箱がみえますか?
はじめに、通称”うろんた”と書きましたが、「うろんた」の意味は”イノシシが身体に着いた蚤やダニを泥沼でのたうち回って身体から落とした場所”という意味だそうです。

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