2018年11月22日木曜日

11月22日 与太郎農園日記 新しい小作地の開墾

(株)若菜(本社工場~愛知県蟹江町)と新しい菊芋の漬け物を開発するため、今年作付けした試作用菊芋を洗浄し、11月20日工場に搬入しました。納入量は77㌔(与太郎農園産58㌔、岐阜県白川町纐纈久巳様提供15㌔、磐田市藤森照明様提供4㌔)です。
(写真なし)
試作品が市中に出回るのは来年の春以降です。
成功に備えて町内にある耕作放棄地をお借りしたので、冬の内に耕作地の開墾を行いました。
11月20日納品後に小作地の防草シートを剥ぐ作業を行いました。
従事して頂いたのはいつもの津田あや子さんと猪飼すみ子さん。結構な重労働でした。
作業を終わり思わず「バンサーイ!」
11月22日午後から、同じメンバーで開墾地の酸度調整と堆肥のすき込みを行いました。苦土石灰とVS堆肥を投入し均等にならします。
管理機ですき込みを行い土となじませます。津田さんは排水用の溝作り、猪飼さんはすき込みを担当しました。
猪飼さんは管理機の操縦を直ぐ覚えて立派な農業女子に♡3人で2時間ほどで完成!
小作地はスギナがかなり繁殖し、今後の除草が大変なようです。

2018年11月16日金曜日

11月16日 与太郎農園日記 菊芋の試し掘り

 蟹江の(株)若菜様と菊芋の試作品作りの話がまとまり、11月20日午前中に蟹江工場に納品する運びとなり、お天気の良いときにと試し掘りをしてみました。
伊勢苗代圃場の出来具合です。一株でこれだけの芋が付いています。籾殻堆肥を大量に投入し団粒化が進んだ土壌です。
桜1丁目の圃場です。宅地造成した場所を借りて畑にしたところで伊勢苗代ほど良い土壌にはなっていません。種芋の植え付け時には、かなり長い茎が出ていたので、茎を寝かせ、斜め植えした場所です。
芋の生育は小振りですが、根張りが良く、二度の台風でも倒伏被害はありませんでした。
19日までに収穫して、20日午前中に調整・洗浄し納品する予定です。
商品として成功するかどうか?来年6月頃に結果が出る予定です。
「(株)若菜」の商品開発に期待しましょう♡

2018年11月11日日曜日

11月11日与太郎農園日記 少年の農業体験

今年最後の行事を、蟹江ワークスの施設をお借りして収穫祭を行いました。
一足早い新嘗祭でしょうか?
地元からボランティアとして参加され方々は(順不同敬称略)
津田あや子、猪飼すみ子、土屋隆宣、寺田典彦、服部道子、西尾いづみ、村山美紀、大野敏子の皆さんです。
行事内容は、農園料理(大学芋・鬼まんじゅう)、収穫体験とお土産(サツマイモ、里芋、パクチー、大根)です。
蟹江ワークスの中庭が会場です。朝09:00から蒸し器、カセットコンロ、材料(サツマイモ、砂糖、薄力粉、ベーキングパウダー、天ぷら油、黒ごま)などを総出で用意しました。
愛知県警察本部少年課の内藤課長補佐の挨拶のを受けて、調理班、収穫班に分かれ行事開始です。サツマイモや春に皆で植付けた里芋の収穫(伊勢苗代の農場)を行いました。今年は酷暑だったので出来はあまり良くありませんでした。
パクチーは桜1丁目の農場で行いました。「ウワー臭ッ。」「いい臭い!」など感想はまちまち。パクチーは9月播種なので生育は順調です。
お料理班、大学芋作りです。乱切りにして油で揚げ、フライパンで砂糖をまぶし、黒ごまをかけて完成!
鬼まんじゅうは、芋をサイコロ状に切り、水で晒し、小麦粉にベーキングパウダーと上白糖を加え器に盛り、蒸し器にかけること約25分で完成、喫茶BONの黒川積也さんからお借りした業務用の蒸し器が大活躍です。
大学芋の出来上がり。子供たちもよろこんで積極的に料理作りに参加しました。
料理作りのご指導いただいた津田あや子さん♡と服部さんです。
猪飼すみ子さんも熱心に料理作りを指導♡西尾さんも頑張っています。
お昼に行事は無事終了、昼食は反省検討会を兼ねてお得意先の喫茶BONで行いました。
警察本部少年課の内藤課長補佐、浅井伸彦さんにもご参加頂きました。
来年も同じように行事を継続されるそうです。頑張りましょう!

2018年11月6日火曜日

11月5日与太郎農園日記 タマネギ苗の植え付け

今年のタマネギ苗作りは、288穴のセルトレイを4枚使って、早生、赤玉、晩成の三種類の苗を作りました。
9月21日に播種し、圃場の中に埋め込み教科書どおりに苗を育てました。
8割程度発芽し、まあまあの出来でした。
11月5日に常連の津田あや子さん、猪飼すみ子さんにお手伝いいただき、第一圃場に2畝、第二圃場に3畝植付けました。
植付けに当たっては、あま市の横山製作所(横山美麿社長)で作っていただいた、タマネギ植器が活躍!
マルチの穴にストッパーまで差し込み、回しながら抜くとちょどいい植穴が開けられます。それに苗を挿入し、水をかけて土になじませ植え付け、マルチの上から籾殻堆肥を撒いて完成!
それぞれ作業を分担して行い1時間ほどで植え付けを終わりました。籾殻堆肥の上にあるのがその器具です。
玉ねぎ植器の先端部分です。籾殻堆肥は米糠や鶏糞を混ぜ、えひめアイを散布して発酵を促します。今年入手した米糠も湯気を出して発酵を始めました。

2018年11月3日土曜日

与太郎農園日記 県立農大就農者支援講習生のOB・OG会に出席しました

ずいぶん前になりますが、標記の会に出席しました。
 まとめて頂いたのはOGの井上洋子さん。場所は名古屋市中村区名駅4丁目の”札幌かに家”です。
 参加されたのは(順不同敬称略)杉浦英樹、百合草正己、井上洋子、藤原太司、社本芳勝、大宮律雄、向坂隆行、畦畑正博、梅田修司、藤井博治の皆さんです。
 当時、農大で講師をされていた本多美恵子講師にもご参加頂きました。
ご参加頂いた方の近況です。
杉浦さん、井上さんは畦畑農園(ナス栽培)で働いていらっしゃいます。
百合草さんはナス農家を卒業して沖縄と野間を行ったり来たりの悠々自適の生活
藤原さんは大手自動車部品メーカーD社勤務、梅田さんは自営農家で頑張っていらっしゃいます。
社本さんはネギ農家で越津ネギを栽培し市場に出荷されています。
大宮さんはカボチャを中心に大手スーパーに納入、向坂さんはスイカをはじめブロッコリーサツマイモなど代々の専業農家で頑張っていらっいますが、先般の台風によりハウス二棟が倒壊し大きな被害を被られたそうです。
本多講師は農大講師の席を後進に譲られ、自作農の傍ら”短歌詠み”として新しい自分と向き合っておられるそうです。
NHKの歌壇にも投稿され入選されたそうです。新年の歌会始にも応募され発表に胸躍らせておられるそうです。
NHKの歌壇入選作を披露して下さいました。
草むしり 終えて はずした手袋に 紅の色あり 泥にまみれて
過酷な農作業でもおしゃれをわすれない本多先生らしい詩ですね♡
皆さん。本多講師の心意気に負けないように頑張りましょう!