2013年10月20日日曜日

10月18日6次産業化推進人材育成講習 企業視察

10月18日19日の授業は6次産業関連の企業視察です。
早朝08:30豊橋駅前集合で技科大手配のバスで見学先に向かいました。
最初の視察先は豊橋市中原町にある「日本フード㈱」です。
この企業はご存じ井村屋㈱のグループ企業で、作っている製品は、レトルト食品、スパウチを呼ばれるゼリー飲料、カップスープ、アイス製品です。
視察の目的は、食品加工現場の衛生管理の現状です。
最初に森井英行社長から「品質管理に頑張っている現場を見てほしい」と挨拶がありました。
















工場内を見学するには、健康状態のチックシートで体調を報告し、ツナギの白衣に着替え、靴カバーを付け、頭にキャップをかぶり、工場への出入りはエアーで埃を吹き飛ばし、手を消毒し、入退出時間を記載して入ります。
工場内は撮影禁止ですので、写真はここまで、工場では自社製品だけでなくOEM製品も多数生産しています。
見学コースがあるわけではないので、生産現場に入りますが、従業員の皆さんが笑顔で挨拶していただき感激しました。徹底した衛生管理の現場を見て「ここまでするのか」と一同びっくり!
最後に、もなかアイスを試食させていただき、暑さから解放、されました。


次に訪れたのが浜松市西区にある、㈱知久 総菜屋さんです。
ここでは、約半分の野菜を自社生産し、専用の加工工場と、直販店を経営しています。
最初に、本社を訪れ100円の惣菜盛り合わせ弁当をいただきました。
お弁当の中身です。
担当者の方が、エビはマレーシアから特別に養殖したものを皮つきで輸入していること、ポテトの皮は調理直前に剥き、できるだけ手料理の味に近づける努力をしていること、フライにするパン粉はパンを焼いてもらい工場でパン粉を作るなど、それぞれの惣菜についての思い入れを話していただきました。
















 ここでも、白衣に着替え靴カバーとキャップを被り、手を消毒してから工場内を見学します。


この会社は、撮影自由、野菜をカットしている現場です。
ここでも、従業員の方々が笑顔で挨拶していただきました。
















これはゆで卵の皮むき器です。

















これは、サラダドレッシングのカップ詰め作業機
















この機械は焼き鳥の串通し機です。見ていて飽きない機械です。でも、作業は大変そうです。
















当然のことながら、この会社でも食の安全・安心の確保についての心配りがなされています。
野菜の自社生産について伺ったところ、自社生産の野菜については、一流の野菜栽培をめざしているのではなく、野菜栽培の原理原則をきちんと守り、安心して食べていただける野菜を作っていることお答えでした。ここではOEM製品の委託生産はしていないとのこと。
文責与太郎

















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