今日の作業は追肥と収穫、調整作業(1・2班)です。
追肥はトマト、ピーマン、ナス、シシトウ、オクラです。通常通り管理機で中耕し追肥溝を掘り施肥後覆土します。
(写真削除)
調整作業では規定の大きさに選別します。このあと楽しいお弁当タイムです。収穫したプリンスメロンも試食もありました。
昼食後13:00から”新規就農の実際(就農のポイント)”の講義がありました。
講師の先生は、近藤正紀講師
講師の自己紹介、昭和22年生まれ、愛知県職員で元農業改良普及員、本校教育部長で退官、再任用制度で本校雇用研修講師を4年間務める。住所は額田郡幸田町居住、父が専業農家で83アールの水田と5アールの畑を引き継ぐ。
講義内容
新規就農とは、農業経験の全くないものが新たに農業経営を開始すること。
新規就農に当たっては農業者からの農業経営の特性を理解し、自分のやりたい農業経営の方向性を定め、具体的な就農計画を立てる。
就農計画は実際に書面に書き表すことが大切である。
就農経営計画の項目は取り組むべき規模により異なるが、自立型農業経営を目指すには次の項目を網羅する必要がある。
① 目的~決意表明、目的、抱負、自分の考え
② 地域の概要~地域の土壌・気象条件、地域の農業(適地適作を考える)、栽培基幹作目の地域の状況など
③ 経営計画~労働力、雇用労働力、作目別年間月別所要労働時間の計画、農地・農業施設・農業機械の所有状況、栽培計画、生産販売計画、収入見込み、経営費用、収支計画、資金計画、
④ 課題及び改善策
⑤ 目標とまとめ
など、所要の項目に沿って計画を作る。
この内容を押えておかないと営農資金(無利子)の融資や農地の確報、各種補助金、助成金等の申請はできない場合がある。
(様式資料配布)
次に、自分の目指す農業経営のタイプを決める。
農業経営のタイプには
自立型農業経営(農業専業経営)
副業型農業経営
小遣い型農業経営
楽しみ農業
の4種類に分かれる。
目指す農業経営を考えるポイントとして
年齢、健康状態、労働力、農業基盤(農地など)、運営資金、地域集落との協調などを考慮する。
与太郎は前半の授業のみ出席し後半は社用のため欠席しました。
特筆する内容があれば、学友に聞いて掲載します。
平成25年度”農業者育成支援研修”募集資料記載の講義内容では
農業機械と農作業安全
植物生理
土壌と土作り
肥料と施肥設計
野菜作りの基礎(春作と秋作)
野菜の病気と防除
野菜の害虫と防除
農業経営の基礎(マーケティングと6次産業化を含む)
新規就農の実際(経験談・就農のポイント)
の項目があげられています。
今後の講義内容をお楽しみに!
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