2013年8月7日水曜日

8月7日農業実習

今日の主要作業はブロッコリーとキャベツの播種、128穴トレーを使います。
トレーの大きさは128穴が適当な大きさだそうで、経済効果が最も高い穴数だそうです。
種蒔きの土は、市販の育苗用土を使います。保水性の良いピートモスが混入されているものです。
発芽条件として種子の袋に記載してある発芽条件をよく読んでその通りに播種、育苗します。
発芽条件で大切なのは、温度が最重要、ブロッコリーの場合発芽温度が25℃、キャベツは15~30℃でブロッコリーの発芽条件を維持するには夏場は涼しい場所を選ぶのが必要です。
次に大切な要素は”水”発芽するまで水を切らさないようにしなければなりません。水の蒸発を防ぐため新聞紙を掛けて発芽させます。
発芽にとって光はあまり重要ではなくキャベツ、ブロッコリーは暗い場所でも発芽するそうです。
管理棟でトレーに班ごとに1穴1個ずつ播種してゆきます。
深さ5ミリ、割箸で穴を空け、コーティングされた種子を根気よく、でもガハハのイノッチーは楽しそう!
















播種が終わったトレーは隣の作業小屋に並べて新聞紙を掛け発芽を待ちます。
発芽したらミスト室で双葉まで育苗、更に育苗床に移し本葉まで育てます。
育苗床制作作業は暑い温室の中の作業、若手が従事し、年寄り組は圃場作業に!
トレーの筋上には土が残らないよう、近藤指導員が無言で指で土をぬぐっておられます。
「そこまでしないと良い苗が育たない」と背中が教えています。



圃場では、スイカ、メロン畑の防鳥テグスをネットの撤去作業、背の高い与太郎の得意とするところ。


防鳥ネットは来年も使えるようにきちんと巻いて整理します。


防鳥ネットなど撤去した後は、収穫作業、いつものキュウリ、トマト、ナス、ピーマン、シシトウ、オクラ、ササゲのほかカボチャを全部収穫しました。
秋物野菜の畝作りのため、9日と盆休み明けの19日は全日作業となるそうです。
暑さに負けず頑張りましょう。

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