先の採密時に問題になった重箱型巣箱の問題点 ①巣箱が重く高齢者や養蜂女子では作業が難しい。 ②内検がしずらいのでどの程度の貯蜜があるが分かりにくい。等の点が指摘されました。これを解決すべくいろいろと文献を調べた結果、「巣枠ごとと取り出しができる縦型巣箱が扱いやすい」との答えを見いだし実験することにしました。右側が現在活動中の重箱型巣箱で、左側が縦型巣箱です。縦型巣箱の上部には重箱とジョイントする接合枠が取り付けられ、その上に重箱を乗せ縦型巣箱の出入り口を強制的に使わせるように工夫しました。ミツバチは上から下へ巣作りをすることから、段々と巣枠へ巣造りを進めていくだろうと思います。これから冬に向かうので接合部分に給餌口を設けストレスによる餌不足を解消する工夫も施しました。
重箱の上2段を切り取って「エイヤッと」合体!思ったより蜂の大騒ぎもなくあっけなく合体が完了!左側が入れ替えた重箱型巣箱の底部です。直ぐに新しい巣門の利用も始めました。ジョイント部分の給餌口です(中央の開口部)通常は蓋をしてあります。巣造りが巣枠部分に移行すれば上段の重箱は採蜜し、完全な縦型巣箱へ移行できる予定です。作業従事者は管理者の藤井正人君です。ご苦労様でした。注~手前のワイヤーは熊よけの電気柵です。前日も当地方での熊目撃情報がありました。
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