2017年10月5日木曜日

10月5日与太郎農園日記 句会

今日は、農繁期の与太郎農園のことをしばし忘れて”AP-net21句会”に参加しました。
場所は名古屋駅Jタワー15階JRゲートタワーホテルレストラン”GATEHOUSE”です。
ご出席の方々は(順不同敬称略)
山田幹夫、岡田克己、永津明雄、長尾輝彦、土井敏彦、小出武、本田利男、藤井博治の皆さんです。
ご指導いただくのはご存知大嶋陽子先生
会場からの那古野通の眺めです。名古屋城も眼下に見えます。
初めに、大島師匠から次のようなお話がありました。
「今日はお月様が見えませんね。こういう状態を無月(むつき)と言います。ちなみに雨の日は雨月(うげつ)といいます。例えば”くらがりに炭火たばしる雨月かな 波郷、 灯の明き無月の庵かな 虚子”のように使われています。」
さあ!名句(迷句)を作りましょう!
お集まりいただいた方々です。
では、皆さんの力作を発表します。
一席
タワーから眺める月も酒うまし てる
二席
月あかりやさしく包む老夫婦 かつみ
三席
名月や笑み声映す孫遠き としひこ
選者評~名月や笑み声映す遠き孫 とすると特選でしたのに!
努力賞
帰り道宵の名月東空 やまかん
選者評~東空宵の名月帰り道 とすると特選でしたのに!
ユーモア賞
ジジババと月見団子にチョコケーキ たけし
以下駄作です。
(世間でいう才能無しもありますが、やさしい選者はあえて指摘はされませんでした。)
喧騒をしばし忘れて月を愛で
お月見を理由に誘う山の宿
まるい月じじに似てると孫がいい
月あかり二本の影は母と子か
月かすみうらさびしくて単身は
陽にしぼみ月ひらく月下美人
陽が沈み東に浮かぶ月光
月影に池に飛び込むウサギあり
健康を祈って食べる供え物
十六夜の月見集いし無月もよし
名月を見上げるゆとりあなうれし
今日もまた良夜に見える意味深し
観月や選挙のマイク耳ふさぐ
浜の名を眺めて思う観月会
ひっそりとためらう月も美形なり
以上が投稿された俳句です。

おしまいに選者がJタワー15階で詠める句
月明り眠れぬままにラジオ聴く
20時にお開きになりました。
大嶋師匠のお導きによりだんだんと上達してきましたね!
来年また頑張りましょう!
句会準備~本田世話人代表、土井会計担当世話人、小出会場担当世話人
ご苦労様でした。





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