2016年5月11日水曜日

5月11日 落合師匠の手直し 東谷山の日本ミツバチ

落合師匠から、東谷山に設置した巣箱の現状について連絡がありました。
それによると、蜂の通いは抜群で上2段はすでに蜜で満たされており、追加の巣箱を2段挿入した。天井の結露防止のためにスレートの屋根に代えた。アカリンダニ予防のメントールはまだ残量が十分あり補充の必要はない。
設置場所の地主夫人と会うことができ、蜜ろうクリームを進呈し大変喜ばれた。
とのことでありました。
メールに添付された写真は次のものです。

















落合師匠にはご面倒かけますがよろしくご指導をお願いします。

2016年5月8日日曜日

5月8日与太郎農園日記 アカリンダニの予防教室

落合武師匠から標記の実技指導を受けました。
生徒は筆者とご存じ岡留徹二郎君
メントールクリスタルというハッカを精製したもので、アカリンダニの忌避効果があるそうです。
巣箱の上部に3ミリ角のナイロンネットを張り蜂に直接触れないようにしてお茶パックにメントールを入れます。
















こんな具合に置いて蓋をします。
すでに最上段の箱は蜜で一杯!メントールから出る揮発性のガスは空気より重く巣の中に充満するのでアカリンダニが寄り付かなくなるそうです。
















落合師匠があとから設置した捕獲用の巣箱の位置を変え、キンリョウヘンの鉢を上に乗せ、分封蜂の呼び込みを図る作戦!新しく焼酎の黒砂糖割りで作った誘引剤を巣箱に散布して準備万端「・・あなたが探してくれるの待は♪」
















二つ目の分封群捕獲作戦は成功するでしょうか!こうご期待💛





2016年4月15日金曜日

やったぜ!誘因作戦成功!

前回のブログで紹介した「分蜂群の誘い込み計画」、本日落合武師匠から「様子を見に行こう!」との連絡を受けて、秘密の設置場所に向かいました。
向かったのは落合武師匠、一番弟子岡留徹二郎君です。
設置した巣箱に毎分30匹ほどの通いがあり、黒いお尻の雄蜂もたくさん見られました。
設置場所をお借りしたNブドウ園の令夫人に伺ったところ、「沢山の蜂がうなりをあげて箱に入っていったよ」との目撃情報もいただき誘い込み作戦大成功
落合師匠が思わず「やったね!」と雄たけびを!

















ついでに、カ式巣箱を天空のアグリパークに設置しました。

















内部に蜜蝋を溶かし込み、落合師匠からいただいた蜜蝋のしぼり汁も餌箱にいれました。
♪あなたがとまってくれるの待つわ!
乞う期待!

2016年4月1日金曜日

4月1日与太郎農園日記 あなたが探してくれるの待つわ💛

落合武養蜂指導員のご配慮で、日本ミツバチ誘因フェロモンで有名なキンリョウヘンから、誘引物質を抽出した資材を設置していただくことになりました。
参加したのは、ご存じ本田忠弘さん、岡留徹二郎さんです。
巣箱の真ん中にある”丸く白い”のがそれです。
















日本ミツバチは分蜂前に”探索蜂”が周囲を探検して、営巣に適した場所を選び分蜂群を誘導するとのことです。♫あなたがさがしてくれるの待つわ(昔の名前ででています♫)
という演歌の一節が出てきました!
たいへん高価なものだそうで、ミツバチさんのご来訪を心からお待ちしています♥

2016年3月31日木曜日

3月26日与太郎農園日記 先端農業施設研修

今日の授業は施設見学、場所は三重県松阪市嬉野町 うれし野アグリ㈱と三重県農業研究所の2か所です。
大学からは貸し切りバスが出ましたが、尾張方面の松本さんと太刀野君と蟹江で待ち合わせ、現地に向かいました。
途中、東名阪が大渋滞、約1時間遅れでうれし野アグリに到着、植物工場前で松本さん、住さん両農業女子がポーズ
















うれし野アグリは、農業(浅井農園)、地域(三重県。三重大学・松阪市)、企業(三井物産・林製油)の合弁事業として2013年に設立され、房どりミニトマトの生産をしています。
ハイブリットファーム
三重県内の間伐材をチップにしてバイオマス熱利用⇒余熱上記蒸気で製油(林製油)⇒うれし野アグリ(冬季暖房・夏季冷房熱源)
トマトの生産
植物工場で房どりミニトマトを生産
という流れです。
多収量トマトの安定生産、栽培管理技術の開発などPDCAサイクルを取り入れ常に成長し続けています。
モットーは 農業をアツく、日本をつよく だそうです。
















午後からは、三重県農業研究所の施設見学です。
ここでは野菜園芸研究課長さんから、多段式密植栽培による高収益生産方法、イチゴ(かおり野)極早生種で炭疽病抵抗性が強い品種の栽培方法、油と電気使用量の見える化による経費削減、炭酸ガス使用方法、センサー類と管理システムなどについて講義がありました。
















植物工場内では授粉用ミツバチが活躍、巣箱は何と段ボール
















イチゴのハウスです。
台座が動きまるでタワー式駐車場のようです。人は動かず鉢が動いてくる。
















授業はこれで一応終わりましたが、課題研究とeラーニングが始まります。
帰りの車中で出るのはため息ばかり!
「何する?」「何処でやる?」
与太郎の研究課題は「毛管水耕栽培」を課題研究テーマとして提出、指導教授が決まり、4月15日からeラーニングが始まります。
脱落しないように頑張りましょう!


















2016年3月19日土曜日

3月19日与太郎農園日記 パクチーが売れた!

隣の三宅川さんから与太郎農園の野菜に興味があるとの情報をいただき、今日営業にいきました。
訪問先は
米粉麺&アジアン食堂”ミョウケンドウ”です。
お店は、蟹江町今本町通39番地パレスカニエ一階にあります。
売りは”無農薬野菜&健康野菜”コーヒーも無農薬!
サンプルの野菜を持って見分していただきました。
持ち込んだのは、パクチー、スイスチャード、水菜(紫)、ヤーコン、ワサビ菜です。
全部気に入っていただきこのポーズ♥
社長の栗本慎一さんと料理長(金太郎さんと呼ばれていました)
















話を進める中で「畑も見たい」とのご希望で与太郎農園(伊勢苗代と桜)をご案内!
大変気に入っていだたきました!
そこで新しい納品方法を提案
出荷に際し、野菜の調整⇒洗浄⇒包装の手間を一気に省略、ミョウケンドウさんがほしい野菜を直接畑で採取し、代金は月まとめで指定口座に振り込んでいただく!
という方法です。
寒い時期に早起きして冷たい水に手を曝すこともなくなります。
うまくいきましたら拍手喝さいをお願いします。
ついでにランチメニューを食べさせていただきましたが、初めての食感、初めての味覚!特に米粉麺、スープ、カレーは絶品、おしゃれな花茶もあります。
ぜひご来店いただき与太郎農園野菜を味わってください。


2016年3月15日火曜日

3月13日与太郎農園日記 植マネ講習 農業経営学つづき6  

竹谷先生の授業の第二回目です。
経営部門は一つか複数か
6 複合化と専門化 
7 部門関係、
8 ヨーロッパの農業革命~三圃式農業、飼料の増大⇒たい肥生産⇒穀物生産増大
Ⅵ 植物工場ビジネスの展開
1 オランダにおける施設野菜の収量(軒の高い温室、新しいトマトの品種、コンピューター管理)
2 日本の植物工場~1985年から2000年植物工場ブーム、2009年補正予算150億計上、
  2010年から小型・店舗併用型出現、2020年から完全閉鎖型植物工場
3 消費者の目線~見た目の良さと安全性に関心
4 植物工場ビジネス調査レポート~その6割が赤字、成功と失敗の分かれ目はコスト削減にあ
  る。三大コスト(減価償却費、電力、人件費)、植物工場成功の条件は(経営戦略構築、販売管
  理、資材管理、生産工程管理、雇用費用、費用管理、財務管理など高いレベルが必要)
5 規模・生産性・操業度の調和
6 生産費用の低減
7 適正な規模
8 植物工場の種類、大規模植物工場、無農薬植物工場、小規模店舗併設型植物工場、店舗併
  設・店産店消型植物工場、中規模植物工場、植物工場プラント販売、植物工場市民農園、機能
  性野菜生産型、医療素材生産型
9 植物工場と法規制
10 植物工場経営の課題と方策~参入各社の成功例や失敗例など
Ⅶ 農業経営の法人化
Ⅷ 地域農業論~工業と同じ考え方は通用しない。大規模専門化農業より、地域複合相互補完農
  業の発展がこれからの日本農業に必要だと考える。

















教室授業は竹谷先生の講義が最終です。
次は、施設見学で三重県のうれし野アグリなどを視察する予定です。
4月からは、未経験ゾーン eラーニングが始まります。