今日は、少年課の石田係長(少年の健全育成担当)を誘い”居場所作り活動”の新しい方法を模索するため「矢島根山麓養蜂場」に案内しました。石田さんにはお忙しいところ代休をとっていただき快く誘いに応じて頂きました。到着時になんとキイロスズメバチ3匹が巣に襲来しており、蜂たちは果敢に防御態勢を取っていました。早速捕虫網で退治!蜂たちも歓迎のポーズを取ってくれました。石田さんは初対面でも蜂を恐れることなく、巣箱の前でポーズ!そのあと巣箱の清掃、点検など熱心に見学、巣箱の底にスマホを入れての写真撮影などすっかり日本ミツバチが気に入られたようです。
次に、巣の内検写真です。内勤蜂が巣繕いをしています。満開の金木犀です。蜂影はありません。巣の上にある花なのに見向きもせず山の方に一直線に飛んでいきこの日の観察では蜜源の所在は確認できませんでした。続いて、蜜源植物の植え付けを手伝って頂きました。ハーブの「ポリジ苗」を近くの日当たりの良い場所に移植しました。秋の七草フジバカマの鉢植えも近くに置きます。この山(矢島峰)の頂には矢島根神社があり、月読命がお祭りしてあります。月の神様なので旧暦9月23日に月見の会が行われていました。この会を二十三夜講といい、一昔前まで神事のあと農耕馬による競馬や月見の会が盛大に行われていました。二十三夜講の石碑です。神社の周りには等高線に沿って馬場が作られています。近くには戦中戦後の食糧難対策で地元に人が代用食(サツマイモなど)を作った開墾地がありますが、その作業の中でヤジリなどが発掘され、大昔から人が住んでいた痕跡があることが判明しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿