2015年3月10日火曜日

3月10日ミツバチ教室

今日はブログ”杣家のくらし”でお馴染みの”落合武さん”の工房にお邪魔して「日本ミツバチ分蜂時の処理要領について」の講習会に参加しました。
参加したのは、ご存じ!岡留徹二郎さん、中村武夫さん、本田忠弘さん、平田朱美さんです。
用意していただいた資料の概略をご紹介します。
① 分蜂は4月10日前後から始まる。分蜂の予兆は晴天無風の日の朝、働き蜂が蜂雲となって近くの木などに団垂したあと、女王蜂が合流!するとざわついていた蜂球が止まり一斉に上を向いて蜂球の形が整う。この時期を失せず捕獲する。
② 事前準備
   巣箱の準備~新品巣箱は蜜蝋を塗るなどし蜂の好む住環境を作る。
   蜂球が作りやすいように「分蜂板」を巣の近くに設置し蜂球の捕獲しやすい仕掛けを作る。
③ 巣箱の理想的な設置場所
   里山付近で見晴らしの良い丘や大きな樹木の下など。
   置いてはいけないところ、夏の日差しや西日が直接当たる場所、駐車場や人家の近く
(巣箱の移動、逃去防止法、分蜂板の作り方など省略します。)

工房では、最新式の巣箱を紹介していただきました。
巣箱の格段に縦型の巣門があり、最下段の箱も作業がしやすいように天井が高くしてあります。
格段に巣門を作ったのは蜂が効率よく働ける効果があるとのことでした。
その他に、捕獲器具や防護器具、巣箱材料の選び方、制作方法、必要工具、誘引材料の作り方、など、など中身の濃い勉強会でした。
手前が自作の採蜜器(自然下垂型)です。
















座学は落合邸の居間でカナダ製のストーブで暖を取りながら、お菓子とお茶をいただきながらのお勉強です。
外は吹雪でしたが室内は春の陽気です。
















日本ミツバチの巣がある東谷山麓の”天空のアグリパーク”では、落合講師から借用した分蜂板や分蜂蜂を取り込む巣箱はすでに準備し、春の分蜂を待つばかりです。
落合講師についてもっと知りたい方は”杣家のくらし”を検索して下さい。
講義が終わり、工房をお暇する際に、雪の降る中ご夫婦で車が見えなくなるまで手を振ってお見送りをいただきました。
有難うございました。






   

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