2020年5月29日金曜日

与太郎農園日記 矢島根山麓の開墾ほか

 5月28日 岐阜県白川町矢島根山麓の開墾続行です。
今日の作業は、森林と農地の緩衝地帯作りです。その昔は刈干し刈場として使われ、森林との緩衝地帯となり、山に棲む猪や鹿などと人間の耕作地との境界になっていましたが、今はごらんの様に森と耕作地との緩衝地帯がありません。
 このため、伸び放題になった灌木などを伐採し緩衝地帯作りを行いました。
 伐採した灌木は、枝を払い細かくして開墾地に敷設し、雑草の繁茂を抑制します。
屋久時間の作業で北側斜面の伐採を進めました。作業の成果にバンザイするのはご存じ農業女子の津田あや子さん猪飼すみ子さんの御両名です。
かなりの重労働なので、本日の作業は3時間で打ち切りにしました。
前回ご紹介した日本蜜蜂の飼育場の整備、巣箱と台を固定する作業を行いました。目的は小動物のいたずらや強風から巣箱の転倒を防止するためです。
「トラック締め」という結束方法で、動かないようにしっかり締め付けました。
御両名は農業女子から養蜂女子へ早替わり、熊になったつもりで襲撃の演技?可愛い熊さんです。
管理者の藤井正人君も観察に余念がありません。
獣害から完全に守るために電気柵の敷設も検討しています。

2020年5月26日火曜日

5月26日 与太郎農園日記 日本ミツバチがやってきた!

 矢島根山麓の開墾地に、待望の日本ミツバチがやってきました。
 設置したのは5月24日日曜日午後7時30分!入手先は東白川村の今井久喜さんの養蜂場で分封した新巣です。地主の藤井正人君と一緒に搬送!設置!
 写真は翌朝のものです。働き蜂がハチマイッター(間隔3.7mmで身体の大きい女王蜂が出られない寸法)をくぐりを苦しそうにもがきながら働き蜂が花粉をいっぱいつつけて出入りしていました。
よく観察するとハチマイッターの寸法が合わず(自作のもの)他に出入りする隙間が有り役に立たないことが判明!取り外しました。蜂の状態も落ち着いており逃去する可能性が低いと判断したためです。
設置場所には、ワイヤーメッシュを張り巡らし、獣害からミツバチを守るようにしてあります。
全体像はこのように、金木犀の大木の下です。天井もワイヤーメッシュでしっかりと!屋根はトタン板です。地面にはアカリンダニの忌避植物と言われているハーブ(タイムとミント)でグランドカバーする予定です。
接続部分は”鉄筋曲げ棒”を使い、お互いにガッチリ連結してあります。万が一熊の襲撃に備え”電気柵”との二重の防護策を考えています。
※今井久喜さん~今井製材会長(東白川タカブ研究会会長、全国地蜂連合会会長など地蜂や日本ミツバチの各種組織の要職を歴任)